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※ 現在 macOS の AU/VST3 のみ。
Beta 版であり、すべての DAW での正常動作を確認しておりません。インストーラは認証していないため、セキュリティを突破してください。
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初めにお読みください
このプラグインは些細な変化しか基本的に与えません。アナログ機器の動的動作にフォーカス、フューチャーしたプロ向けのプラグインです。
一般的なプラグインとは違い、変化が非常に微細で ON/OFF での違いを聴き取るプラグインです。
もちろん、派手な音色変化を実行するための Option 機能が備わっていますので、使い方を一度お読みいただいてからプラグインを触ってみてください。
なんと、おそらく世界初の日本語表記に対応したオーディオプラグイン (ヘルプ表示が日本語で見れます。)
Bypass とボタン、ツマミ設計のこだわり
すべての変化ノブに Bypass ボタンと Bypass Link ボタンを実装しました。従来のプラグインは各パラメータごとに指定した Bypass 機能がありません。この機能を利用することで、どのツマミでどんな変化が起きているのか比較しやすくなりました。この ALA-101 Hybridization は基本的に非常に小さな違いをもたらすプラグインのため、集中して何度も Bypass と Engage を繰り返すための設計にこだわりました。
とくに Bypass Link ボタンは複数のノブの On / Off をリンクさせて実行できます。一押し機能です。
また、通常 A / B などのボタンはクリックするためにマウス操作が必要ですが、どちらかのボタンを押せば切り替えが可能です。目をつぶった状態でマウスクリックするだけで設定の切り替えが可能です。このプラグインには必須の機能です。もちろん Preset A /B 機能もあり、これもトグル仕様の切り替えボタンになっています。活用してください。
もちろん、パラメータツマミ、Knob (ノブ) 設計もこだわっています。ツマミに 青い領域、黄色い領域、赤い領域 が描画されているツマミは青が安全領域、黄色が注意領域〜危険領域に推移、赤が危険領域〜想定外領域、というようなことを示しています。できるだけ青い範囲でご利用ください。もちろん、黄色や赤い領域でも使用して構いません。
Gain Staging が必須です
このプラグインは本物のプロオーディオ機器を模倣しており、入力レベルに酷く依存する設計です、つまりゲインステージングが必須のプラグインです。入力レベルに応じて動的に音色変化が得られるプラグインのため、基本的に入力レベルは Input Meter の -18dB を下回るように信号を入力してください。(-18dBFS = +4dBu でキャリブレーション)
Input Trim が -24dB できますが、信号レベル (RMS) がそもそも大きい信号を入力したい場合は DAW の機能 (Clip Gain など) でプラグインに入力される前段階で信号レベルを下げてください。
もちろんオーバーしても構いませんが、音が飽和領域に近いため、派手に聴こえますがダイナミクスの領域で時間変化の挙動が見えにくくなる場合があります。それも音作りの一つです。Unity のボタンを有効にして信号を突っ込んだり引っ込んだり (Hot/Cold) を試してみてください。
各パラメータの Knob は 50% が最大基準、最大標準です。それ以上の領域はノブの色の領域で示しています。青色 0〜45% が標準領域 (安全)、黄色 45% 〜70% は注意〜危険領域、赤色 70〜100% は危険〜想定外領域、です。50% 以上はアナログ機器の入力レベルが強くなった場合の想定の範囲のため、強い音色変化を求める方向けの領域となっていますが、音色が気に入れば好きな位置で問題ありません。
音色の変化を十分に吟味するために AUTO-LEVEL ボタンを活用してください。Loudness 測定を実装しました。入力されるレベルに対して Loudness を Match させに行くため、Main の Bypass ボタンを押して、ご自身が設定したパラメータと Bypass で吟味してください。(このプラグインは誰でも簡単に最高品質をお届けするようなプラグインではありません。Bypass と Engage で些細な変化を吟味してください。)
Digital Calibration Mode は手っ取り早く作業したい人向けです
このボタンを有効にすると、最高品質の ADAA オーバーサンプリング技術をプラグイン全体に適応することが出来ます。
この機能は「ゲインステージングなんかしてられっか」という、すぐにプラグインの独特な挙動や音色が欲しい向けのクリエイティブモードです。難しいことは考えずにツマミをグリグリしましょう。
ADAA は従来のオーバーサンプリングよりも劇的な低コストで約 10 倍 (約 20dB 分) ものエイリアシングノイズを軽減してくれます。
Tube Drive は真空管の歪みとコンプレッション感を得たい人向けです
Tube Drive は真空管の動的動作を再現していますが、本物の真空管ラインアンプは非常に扱いづらいため、扱いやすいよう設計しました。できるだけ信号レベルを下げて、ツマミの適応量も下げて信号を通過させると、ダイナミクスの拡張感や、動的に反応するため Transient や Release 音に作用します。信号の入力レベルを強くし、ツマミを上昇させていくと常に真空管の強い歪みと飽和が得られます。
Analog Expansion は L/R より M/S 推奨です
Analog Expansion はアナログ独特、特有のステレオイメージを模倣する機能です。通常のアナログ機器はどんなに頑張っても L と R で違う特性を持っています。アナログ機器のいいところではあるのですが、これが結構想定していたステレオイメージを崩す場合が多々あります。この制御をデジタル化しました。100% で実機と同じ LR の特性差になりますが、想定よりステレオイメージが崩れてしまった場合は % を下げてください。このステレオの拡張を M/S 処理に持ち込むと非常に安定した拡張効果を得られるので、M/S を実装し、選択推奨しています。
Transformer Tolerance の低域のディティール変化
Transformer Tolerance に入力していく時に低域の変化を聴きながら調整してください。Tube Drive は信号を突っ込みすぎると、コンプレッション感が強く、ダイナミック動作が顕著に低下しますが、この Transformer Tolerance は入力を飽和しても音像が崩壊しにくい設計となっております。低域に強い作用が発生する場合、高域が下がったように聴こえます。後段の High Shelf で調整してみてください。
Core Hysteresis と Hysteresis Bloom
Core Hysteresis は低域の磁気飽和を強制的に増強するツマミです。かなり低域の飽和感が強くなります。それによって低域が滲んだり、ぼやけたりした場合は Bloom のツマミで低域のフォーカスが合うパラメータを探してください。この機能は非常に強力なため、是非 Low-end の新たな次元の拡張を体感してください。エンジニアが手作業で音を確認しならが調整した設計処理を実感してください。
超極低域の HPF の威力を実感してほしい
このプラグインには本物のトランス由来の 5Hz と 5.5Hz が選択できる超極低域のローカット、もといハイパスフィルターが実装されています。この機能の威力を感じてください。個別の Bypass ON/OFF ボタンが役に立ちます。
また、この機能は Clipper との相性が抜群です。Clipper を有効にしつつ、5.0Hz / 5.5Hz と Clipper の Pre / Post のボタンをポチポチしてください。強力な効果が期待できます。(実際には些細な変化なので集中して切り替えてください。)
搭載されている Clipper はアナログ仕様です
ALA-101 Hybridization には Clipper が搭載されており、Clip Celling 機能がありますが、これはデジタルのサンプルピークを制御する天井ではありません。アナログクリッパーを模倣しているため、Clipper の Drive の数値を上昇させていけば、容易にオーバーシュート (0dBFS オーバー) を起こします。Celling 値はあくまでアナログクリッパーの天井 (アナログの最大出力レベル) を定義するための値です。
確実に Celling を制御したい場合は後段に高性能な Limiter や True Peak 制御が可能なプラグインを後段に利用してください。
クリッパーの設計はこだわり抜いたので、この機能を有効にして、Clip Character と Clip Symmetry、Clip Drive をほんの数 % 微調整するだけで十分な場合もあります。ADAA のオーバーサンプリングが有効な新世代型のハイブリットアナログモデリングクリッパーです。
ALA-101 Hybridization – Product Overview
Vintage Warmth, Modern Precision. The Ultimate Hybrid Analog Coloring Tool.
ALA-101 Hybridization は、最高峰のアナログ・ラインアンプの質感をデジタル領域で完全再現するために開発された、次世代の「Hybrid Separated Modeling」プラグインです。 従来のブラックボックス的なモデリングとは一線を画し、真空管入力ステージとトランス出力ステージを分離・再構築。さらに、実機では不可能な「Resonance Morphing」や「Digital Calibration」といった現代的なコントロールを融合させ、アナログ機器の不便さを解消したハイブリッドシステムを実現しました。
主な特徴 (Key Features)
1. Hybrid Separated Modeling (ハイブリッド分離モデリング)
アナログ機器の「入力回路(真空管)」と「出力回路(トランス)」を個別にキャプチャ。それぞれのステージが独立した特性を持ち、デジタル上で高度に融合します。
- Tube Input Stage: 真空管特有の動的な温かみ、偶数次倍音、そして深くドライブさせた際のクリーミーなサチュレーションを再現。微細なニュアンスから激しいドライブまでダイナミックに反応します。
- Transformer Output Stage: 磁気コアによるヒステリシス、低域の太さ、そして突き抜けるような倍音感を付加。トランスのキャラクターは、実機から抽出された2種類(Pattern A/B)から選択可能です。
2. New-Gen Hybrid Clipper (Piecewise tanh Soft-Knee ADAA)
Piecewise tanh による連続微分可能なソフトニー・ウェーブシェイパーと、デジタル・アンチエイリアシング技術を高度に融合。
- Piecewise tanh Soft-Knee: 信号がニー開始点 S を超えると自然に圧縮。C∞スムーズで指数関数的な倍音減衰。
- Character Morphing: 「Character」ノブにより、ニー幅を 6dB (Soft) から 0dB (Hard Clip) まで連続調整。
- Asymmetric Modeling: 「Symmetry」ノブにより、正/負の天井レベル差を 0%(対称)〜 100%(最大非対称 r=1.10)まで調整。偶数次倍音(H2)を精密にコントロール。
- Clip Drive: 0〜24dB のプリクリッパーゲインで信号をニー領域に押し込み、飽和感を付加。
- ADAA (Antiderivative Anti-Aliasing): アンチデリバティブによる ADAA。位相・振幅特性をフラットに維持。
- Clip Post Output: クリッパーを Output Trim の後(OS ループ内)に配置するオプション。マスタリングワークフローに最適。
3. Digital Calibration Mode
アナログの質感は欲しいが、ゲインステージングに捕らわれたくないユーザーのための新境地。 このモードを有効にすると、入力レベル(Input Trim)の変化に関わらず、Tube ステージおよび Transformer ステージのサチュレーション・キャラクターを一定に保つことが可能です。インプットレベルを気にせず、純粋に「質感」だけを独立してコントロールできます。
- OFF: 物理的なゲインステージング(入力音量)に従って歪みが変化します(アナログ機材の魔法である動的な挙動を実現します)。
- ON: 音量設定から切り離され、
Tube DriveやTrans Toleranceノブの設定に基づいた「キャリブレーション済みの質感」になります。静的ウェーブシェイパーテーブル(ADAA 対応)を使用。
4. Analog Expansion (R-Anchor Matching)
アナログ機材の魅力であり欠点でもある「左右差」を自在にコントロール。
- 0% (Matched): Rチャンネルの特性を Lチャンネルに精密にマッチング(R-Anchor)。
- 100% (Independent): ハードウェア固有の微妙な左右差、ステレオイメージの広がりを完全再現。
- L/R / M/S モード: Expansion を L/R またはM/S(デフォルト)で適用可能。
5. Core Hysteresis & Bloom
トランスの磁気ヒステリシスに基づく動作
- Hysteresis
- Bloom
6. Shelf EQ (Hardware-Measured)
ハードウェアから精密に測定されたシェルフ EQ。
- Low Shelf: fc=125.8Hz, Q=0.603, ±6dB
- High Shelf: fc=2212.5Hz (base), Q=0.352, ±6dB。ゲインに応じて fc が比例シフト
- OS レート処理で高精度。各シェルフ独立バイパス。
7. Advanced Filtering
- Resonance Morphing: LPF と HPF の Q 特性を、数学的にフラット(0.707)から実機のピーク感(Vintage)まで独立してモーフィング。
- Scalable LPF: セッション SR で処理。サンプリングレートに最適化された 18.97kHz / 37.95kHz / 75.90kHz の3段階。
- HPF: 5.0Hz(Transformer)/ 5.47Hz(Tube)を選択可能。OS レート処理(OS 未使用時はセッション SR フォールバック)。
8. Fluctuation (Wow)
9. Dry/Wet & Delta Monitor
- Dry/Wet: ドライ/ウェット混合比(0〜100%)。ドライ信号は OS レイテンシ分をディレイ補正。
- Delta Monitor: ウェット−ドライの差分のみを出力し、非線形歪み成分を確認可能。Clip Drive のリニアゲインを補正し、純粋な倍音成分を抽出。
シグナルフロー (Signal Flow)
OS ドメイン(オーバーサンプリング内)
- Tube Stage: ゲイン条件付き飽和、R-Anchor + Expansion ブレンド
- Transformer Stage: Pattern A/B、レベル補正
- Hysteresis:
- Bloom:
- Low Shelf EQ: fc=125.8Hz, Q=0.603
- High Shelf EQ: fc=2212.5Hz, Q=0.352(比例 fc シフト)
- Clipper: Piecewise tanh ADAA(clipperPos に応じて HPF の前/後)
- ADAA+AA FIR: 補正+アンチエイリアシング
- HPF: 5.0Hz or 5.47Hz
- Output Gain: OS レートでスムージング
- Post-Output Clipper: Output Gain 後にクリッパー(オプション)
セッション SR(ダウンサンプル後)
- Tube LPF: 18.97kHz ベース、スケーラブル(×1/×2/×4)
- Fluctuation:
- Dry/Wet mix or Delta Monitor
- Loudness Match: K-weighted 3s キャプチャ
- Output Metering: RMS + Peak
パラメータ (Parameters)
| セクション | パラメータ | 機能 | 範囲 | デフォルト |
|---|---|---|---|---|
| Input | Input Trim | 入力レベルの微調整 | ±24 dB | 0 dB |
| Polarity | 位相を 180度反転 | On / Off | Off | |
| Unity Gain | 入力ゲインに連動して出力を自動補正 | On / Off | Off | |
| Compensate Gain | 3s RMS 測定 → Input Trim を -18dBFS に自動調整 | Momentary | — | |
| Tube | Tube Drive | 真空管の歪みと倍音を制御 | 0% – 100% | 0% |
| Transformer | Trans Tolerance | トランスの磁気飽和・ヒステリシスの深さ | 0% – 100% | 0% |
| Trans Pattern | トランスのキャラクターモデルを選択 | A / B | A | |
| Expansion | Analog Expansion | 実機の左右差(L/R独立性)を復元 | 0% – 100% | 50% |
| Expansion Mode | L/R または M/S で適用 | L/R / M/S | M/S | |
| Hysteresis | Hysteresis | サブの深さ | 0.0 – 10.0 | 2.0 |
| Bloom | フォーカスの深さ | 0.0 – 10.0 | 2.0 | |
| Shelf EQ | Low Shelf | 低域シェルフゲイン | ±6 dB | 0 dB |
| High Shelf | 高域シェルフゲイン | ±6 dB | 0 dB | |
| Clipper | Clip Drive | プリクリッパーゲイン | 0 – 24 dB | 0 dB |
| Clip Character | ニー幅(Soft ⇔ Hard) | 0.0 – 10.0 | 0.0 | |
| Clip Ceiling | クリッパーの閾値(天井) | -12 to 0 dBFS | 0 dBFS | |
| Clip Symmetry | 正/負の非対称性 | 0% – 100% | 50% | |
| Clipper Position | HPF に対するクリッパー位置 | Pre / Post | Pre | |
| Clip Post Output | Output Trim 後にクリッパー配置 | On / Off | Off | |
| Filtering | LPF Resonance | LPF の Q をモーフィング | 0% – 100% | 80% |
| HPF Resonance | HPF の Q をモーフィング | 0% – 100% | 80% | |
| LPF Scale | LPF カットオフ周波数 | 18.97 / 37.95 / 75.90 kHz | 18.97kHz | |
| HPF Tight | HPF 周波数を選択 | 5.0Hz / 5.47Hz | 5.0Hz | |
| Utility | Fluctuation | 0.0 – 10.0 | 0.0 | |
| Dry/Wet | ドライ/ウェット混合比 | 0% – 100% | 100% | |
| Delta Monitor | ウェット−ドライ差分のみ出力 | On / Off | Off | |
| Oversampling | オーバーサンプリング倍率 | 1x / 2x / 4x | 4x | |
| Digital Calibrate | 入力レベル非依存の質感モード | On / Off | Off | |
| Loudness Match | 3s K-weighted 測定で Output Trim を自動調整 | Momentary | — | |
| Output | Output Trim | 出力レベルの微調整 | ±24 dB | 0 dB |
技術仕様 (Technical Specifications)
- Engine: Real-time Recurrent Neural Networks .
- Precision: Double processing supported.
- Nonlinearity: Piecewise tanh soft-knee waveshaper with 1st-order Antiderivative Anti-Aliasing (ADAA). 2nd-order ADAA (dilogarithm Li₂) implemented but not active.
- Filters: High-precision 64-bit Floating Point IIR (Biquad) & Type II FIR (weighted least-squares).
- Latency: Fixed OS latency (constant across 2x/4x hot-swap; ADAA+AA FIR delay compensation included).
- Formats: VST3, AU, AAX (Mac).
- Supported Rates: Up to 192kHz