【まだ間に合う?】個人的にオススメするプラグインメーカー 20 選 【Black Friday 2020】

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【まだ間に合う?】個人的にオススメするプラグインメーカー 20 選 【Black Friday 2020】

【まだ間に合う?】個人的にオススメするプラグインメーカー 20 選 【Black Friday 2020】 

個人的にエンジニアにとってオススメできるプラグインを紹介します。

僕は作家でも DTMer でもないので音源のオススメはしません。

また、基本的に新しいプラグインをりようすることをオススメします。なぜかと言うと古いプラグインを使うと古い音がなります。狙って使うことはあるかもしれませんが、同じコンプの動作を求める場合、古いプラグインを使うのではなく、新しいコンプを使ってください。

エミュレーション系はおそらく全く推奨しません。必須なのは処理であって、味付けは必須では無い。エミュレーションでしか実現できない処理はぶっちゃけ無いと思うので、そのエミュレーションの挙動が欲しいって思える時以外使わなくていい。

重要なのは基礎的なデジタル処理を行うエミュレーション以外のものです。ただし、破壊系のプラグインは一切これに該当しません。破壊が目的の場合はバンバンエミュレーション使ってください。

Arturia


VCA-65

エミュレーションはオススメしないといいましたが、このエミュレーション元である実機のコンプが非常に汎用性に長けるためおすすめします。

これは積極的なハードコンプレッションとアウトプットレベルを持ち上げて利用する以外に使ったことがありません。つまりどちらかと言うと、コンプとして利用するより、音の破壊目的でコンプを使うときに多用するコンプです。

基本的にはパラレル以外で利用はしません。

Celemony


Melodyne

僕がエンジニアを始めた頃爆発的に普及した Melodyne。

理由は MIDI 操作のように容易にピッチ修正が行えたこと。Auto-Tune や Waves Tune などの利用が多かった現場からそれらを消し去ったプラグイン。

当時はアルバイトでピッチ修正などを請け負うエンジニアたちもいましたが、このプラグインの登場で仕事のスピードが向上しました。Auto-Tune はエフェクトって感じですが、こいつはあくまでピッチ調整ソフトって感じ。

Eventide


Tverb

Ocean Way Studios が使えれば非常に強い味方ですが、脱 UAD-2 を図った自分からすると、代替えはこれ以外見つからない。使い方さえ染み込ませれば自由度が高く、非常に汎用性が高い Room Reverb となる。

もちろん、この音をそのまま使うのは即戦力、とはならないので、Delay や Reverb を併用しつつ、コンプへ送ったり歪ませたりなどが必要。しかし、非常に狙ったサウンドになりやすいと感じるのでついつい多用してしまう。

Fabfilter


Pro-L2

現状リミッターで使うプラグインは Fablilter の Pro-L2 以外選択肢はない。ラウドネスとか色々考えたい人はこのプラグインは選択しなくていい。

最初は特に考えもせず、マスターに Pro-L2 を指しておけばいい。パラメータは初期値でいい。いつか、こいつの使い方が理解できる時が来る。

このプラグインは単純なリミットブースト系であり、私はマスター以外には利用しない。トラックにリミッターが欲しい場合、私は Waves L1 でいいと思う。

ちなみに私はマスタリングエンジニアではないし、自分で最終調整して提出する音源以外で Pro-L2 でリミットした音源を提出したことはない。


Pro-Q3

こいつさえあれば他に EQ はいらない、とまで言われる最強の EQ になりつつある Pro-Q2。とにかくこいつはユーティリティプラグインであって EQ プラグインではないかもしれない。

マスキングを検知する機能 (視覚的に把握だけして大体マスキングは無視する) ダイナミック EQ 機能。多用な Q シリーズ。標準的な EQ では不可能な処理を求める場合に利用しよう。

痒いところに手が届くので EQ として利用するよりはユーティリティとして利用することが多い。しかし、多少音が鈍る。パキパキ系 EQ ではないので、合わないと思ったらすぐに別の EQ に切り替えられる判断力が必要。


Pro-R

個人的には最高のボーカルリバーブチョイスになる。

とにかくディティールが綺麗で雑味がないので、透き通ったリバーブを求めているならこの Pro-R 一択である。

こいつはリバーブをデザインしてというようなプラグインではないのでとにかくプリセットからベストチョイスを見つけて自分で微調整するタイプだ。

とにかくリバーブに困っている人は買っておくといい。ただし、自分でデザインしたい人には向かない。とにかくプリセットを利用していくリバーブ。


Saturn2

現在、破壊系プラグインでは 1、2 を争うプラグイン。とにかく狙ったサウンドへの到達が容易。

ただし Distortion や Saturation は深いオーディオへの理解が必要なため、ただ歪ませればいいってわけじゃない。

狙ったサウンドのための破壊系プラグインはミックス量とフィルター具合できまる。

Flux::


Analyzer

正直に言う。こいつは DAW の作業画面を賑やかすためのもので、実際に見て使わない。視認性は非常にいいが、実用的か、と聞かれたら全然実用的ではない。

ただし、画面や外部ディスプレイの賑やかしとして非常に有用。

iZotope


Neutron 3 Exciter

iZotope プラグインは RX8 Advanced 以外にはこのエキサイターしかほぼ出番がない。Bundle を勢いで買うためにいろいろ Ozone9 Advanced とか持っているが、個人的に実用的なのはこいつくらい。

気軽に歪ませれるので、Fabfilter の Mix Bundle とか買えない人は iZotope で代用するといいだろう。だいたい同じ機能なので、UI に慣れているとかそんな理由でいい。


Neutron 3 Transient Shaper

エキサイターで音色をデザインしたらトランジェントの調整も必要でしょう。非常に扱いやすくてコンプでデザインするのが面倒なときはじゃんじゃんトランジェンドをデザインする。

トランジェントをデザインできるプラグインは実はたくさんあるけど、最近はコンプと破壊系でなんとかなっているので、ざっくりとした場合に使う。コンプ使いたくないけどアタック調整したい、ってときめっちゃあるよね。


Neoverb

とにかく初心者向け。ただし、リバーブの構成をしっかりと把握している場合に限る。

デザインの到達スピードは理解が進むに連れて早くなるだろう。最初はとにかくプリセットを利用してプラグインに慣れよう。

ただ、綺麗なリバーブではなく、普通のデジタルリバーブデザインだ。ただし、特定の Room 感の演出は無理なので、とにかく Plate と Hall の中間のいい塩梅を目指す場合に向いている。

とにかくオーソドックスを目指す人向け。

Kush Audio


Subscription

是非、サブスクに加入してほしい。Kush の場合エミュレーションを激推しする。最初に行ったこと無視状態。

とにかく全てのアナログモデリングの出来がいい。とにかくなんでもかんでも Omega Series のモデルを挿して、Bass には RED DI を使えばいい、くらいにプロっぽい音に仕上がる。

つまり、Kush Audio のサブスクに入ればアナログハードウェアはいらない。それくらいのプラグインの質を持っている。

どれもパラメータをイジる必要性はあまりない。Insert するだけでいい。

説明は必要ない。是非使って欲しい。音の違いがよく分かると思う。

Leapwing Audio


RootOne

このメーカーは DynOne3 とか CenterOne、StageOne があるが、絶対的にオススメなのが RootOne。

なぜかと言うと、Bass 補正プラグインの選択肢がこれ以外ないからである。

Waves なども Submarine とか R-Bass あるけど、扱い方がわかればこの RootOne 以外選択肢として消える。

Liquid Sonic


Lustrous Plates

非常に評価の高いリバーブメーカー。

現状 Plate しか持ってない。Room がほしいけど高いのでね。いまのところ代用 Room でなんとか凌ぐ。

Plate が欲しい!ってときはこいつ一択。

Nembrini Audio


808

TS 808 のモデルはいっぱいあるけど、Nembrini Audio の TS 808 は派手めで、ディティールがわかりやすい。

しかもフリー。今すぐダウンロードしろ。


Lo-Fi

最強の破壊系プラグインの一角。Degidesign の置き土産、Lo-fi を双璧をなす。こっちはシンプルに Distortion と Saturation のみ。とにかく気軽に音色をいじりたい買えたい時に立ち上げる。

NUGEN Audio


Subscription

この記事を見ている人にとっては必須ではないけど、エンジニアが仕事をするために必須となるのが、NUGEN Audio のプラグインたち。

特に Visualizer が本当に実用的なアナライザー。それ以外は限定的だが、持っててよかった仕事で便利だった系なので割愛。

oeksound


Soothe2

現状最強のディエッサー? プラグイン。

とにかく笑ってしまうくらい、今までの面倒だった工程を省いてしまうスーパープラグイン。

とにかく、今まで頑張って追い込んできた処理をこれ1つで終わらせられる。控えめに言って最高。


Spiff

これまた現状最強のトランジェントコントロールプラグイン

笑ってしまうくらいナチュラルで手軽。全然音が破綻しない。マジかよ…って感じのプラグイン。

Plugin Alliance


Subscription

説明不要かもしれないが、なくても困ることはないのだが、あると便利なプラグインメーカー集団。

とにかく Metric AB のためだけにサブスクに入ってもいい。このプラグインを使うために他のプラグインはおまけって考えてもいいくらい、100% 立ち上げるプラグイン。

ラフやリファレンスをいつでも聞ける環境に整えてくれるのが最強。それ以外はおまけとして考えていい。ほんとに。Streamliner も利用して自分のミックスが破綻していないか確認もできる。(やりすぎると圧縮音源で事故るから)

最近のお気に入りは ENGL の Savage 120。

自分が多用するのは破壊系で EQ にこまったら 80 Series を起動する。

Slate Digital


Subscription

正直、現在のプラグインには魅力を感じない。

ただし、この Infinite EQ と VerbSuite Classic のためだけに加入している。

これが買えの効かない EQ とリバーブなんだ…

とくに EQ は Pro-Q3 に合わないと思ったらこっちを使う。

リバーブはクラシックリバーブのプリセットが本当に優秀で、代えがたいディテールでほしかったリバーブディティールが簡単に呼び出せる。とにかく名機のデジタルリバーブの感じが簡単に呼び出せるので手放せない。

Sonible


全て買え

有無を言わさない。すべて買ったほうがいい、てか買え。ただ、proximity:EQ+ と entropy:EQ+ は高度な処理なので録音状況の修正が主立ってくるので実用的なのは3点。

smart:EQ2smart:compsmart:reverb この3つは必須。

現状最強の AI EQ プラグインだ。設定を細かくイジる必要性もあるが、とにかく自動で最適化してくれる。もちろん最終的には自分で微調整が必要だが、とにかく EQ の処理に時間を掛けることがなくなった。

とにかくたまんねぇ。Soothe2 と併用することが非常に多い。とにかく EQ したいときに迷ったときはこいつ一択。

現状最強の AI Comp プラグイン。とにかくコンプしたきゃこいつを起動する。

ただ、Knee の調整がないのが残念。あと、10:1 以上の圧縮比がない。OpenGL が重い、などなど、たしかに欠点みたいなところがあるが、そんなことは気にならないくらい最強コンプ。

地味に Soft Limiter の質もいい。ただし歪み易い設計なのでクリアな音を処理する場合は丁寧に。

現状最高のリバーブプラグイン。(私にとって) 欠点を上げるなら OpenGL 激重。

このプラグインの素晴らしいことはリバーブデザイン性。

いろいろなリバーブプラグインがリバーブのデザインができるが、基本的に、部屋のデザインは厳密には出来ない。例えば種類を選んでそれぞれのパラメータをイジるのが普通なのだが、このプラグインの場合、部屋のデザインまで可能。

特に素晴らしい点は Decay の減衰のエンベロープを描けること。Spread で広がり方の制御ができること。Density で濃さというかディティールが調整できること。

これらの時間制御が任意で可能で、ずっと自分がしたかったことができるようになった。特に深いリバーブをデザインするとテールが長すぎるので、カットしたい場合、ゲートでも調整が難しいため、諦めていたが、このリバーブなら可能。

とにかく自分が欲しかった機能が満載で、EQ、Comp、Reverb 全てのプラグインに置いて自分が欲しかった機能がついてる。だって自分でフィードバックして作ってもらっているから…

Sonnox


Oxford Drum Gate

現状最高の Gate プラグインだと思う。生ドラムのときしか使ったこと無いが、とにかく素材にフォーカスして処理してくれる。とにかく楽。追い込む必要もないので、プラグインにおまかせ。

SoundToys


Soundtoys 5 Plugin Bundle もしくは Soundtoys Effect Rack

全てが必須プラグインだと思ってもいい。特にエンジニアは Moduration 系のプラグインの資産が全くないので、とにかくこのバンドルを手に入れて、飛び道具を揃えるという目的。

とにかくすべて良く使う。その中でも Decaptator は 100% に近い使用率。

Steven Slate Drum


Trigger 2

とにかくもらった素材が駄目なら、素材からリプライス音源を頑張って制作するか、置き換える。そのときに使うのがこれ。それ以上でもそれ以下でもない。

VIENNA SYMPHONIC LIBRARY


VIENNA ENSEMBLE PRO 7

とにかく軽い、起動が早い! CPU 管理も楽! DAW が落ちる原因のライブラリをこっちで立ち上げれば最高にトラックの管理が楽! とにかく DAW の悩みが吹き飛ぶ。

エンジニアに必要ないかもしれないけど、MIDI だけもらう案件とか自分でアレンジしなければいけない案件もあるんだ。そのときに Kontakt 動かしたり Omnishere 起動したりするんだ。あとベースはよく打ち込みを使うんだ。そんなところだ。

Zynaptiq


UNFILTER

魔法のプラグイン。

録音時点で失われた音を復元するプラグイン。本当にナチュラルに復元するので、もらった録音データが微妙でもこいつで修正できる場合が多い。案件によって自分のエンジニアリング以上を求められる時がある。

こんな素材でどうしろと!? 的なときは RX 8 しかり、Zynaptiq しかり、リペアツールで助けてもらおう。

おまけ枠とまとめ


Wavesfactory – Spectre

最近多用している破壊系。

とにかく UI が直感的で、目的の音への到達が非常に容易。

例えば Kick の EQ をしたいな、と思った時、こっちで EQ の代わりに音を汚していきながら EQ ができる、みたいな感じで非常に使い勝手がよい。

そしてオプションのパラメータも非常に優秀で最近はほぼ全てのトラックに挿しちゃうぞ! レベルで多用しているかもしれない。


結構架け橋でオススメを紹介しましたが、結局みんなとかぶってるかもしれません。無駄遣いはしないように。今月来月の支払いが結構多いので緊張しています。

ではまた。

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  • 書いた人: Naruki
    レコーディング、ミキシングエンジニア
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